№28. Butterfly ~チョウ~【Divine Animals Oracle】カード解説(ディバイン アニマル オラクル シリーズ28)

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こんにちは、テレサです。

今回はカードナンバー28、チョウ。

 日本語版がまだ発行されていないDivine Animals Oracleですが、自分で翻訳したものをまとめて記述、引き続きです。1枚につき1記事にしています。今後もタイトルでわかるようにしていますのでチェックしてくださいね。

 参考画像は小さめにしているので、あなたもお手元にカードをご用意ください。

 これから一連の記事ではカードを使うにあたって必要だと感じるところを翻訳しながらまとめていきます。もちろん完訳ではないのであくまでも参考程度としてご理解ください。
 素人翻訳なので翻訳ミスがあることは前提として受け止めてください。機械翻訳を読みやすくした程度の品質です。完璧を求める方は、このサイトをご覧いただかずに、日本語版の出版をお待ちください。
 これらの解説は英語正規品のオラクルカードを購入された方に向けたもので、カードが手元に無いと全く意味がありません。正式にご購入ください。
 ぜひご自身でもお手元の解説書を翻訳してみてください。
※役立つ翻訳サイト
DeepL
みらい翻訳(お試し)
 これらはめちゃめちゃ自然な翻訳をしてくれます。一昔前の直訳みたいな翻訳サイトとは品質が全然違いますよ。

 じゃあさっそく、いくよー!

№28. Butterfly ~チョウ~

目次

【魂、変容、がテーマ】

 ギリシャ神話の中のプシュケーとのお話が紹介されています。プシュケーは美しい人間の娘、しかも絶世の美女でした。あまりに魅力的だから人々はプシュケーに夢中で、アフロディーテ(※ウェヌス)の神殿さえもそっちのけにしてしまう始末。

 怒ったアフロディーテはプシュケーに罰を与えようと、息子であるエロース(※クピドー)に命じて「恋に落ちる矢」を放たせ、地上で最も醜い生き物と恋をさせようともくろみます。

 しかしプシュケーが美しすぎてついうっかり間違えて自分に矢を刺してしまいました。プシュケーに恋してしまったエロース。エロースはそれをアフロディーテには言えなかったけれど、せめてプシュケーが人間と結婚できないよう魔法をかけました。

 プシュケーの父は絶世の美女なのに娘に一切の求婚がないことに困ってデルフィの神託を受けに行きアポロンに尋ねました。なんとそのお告げは「近くの暗い山の頂上で出会う男と結婚しなければならない」!!

 プシュケーの父は「夫となる者が迎えにくるから」と言い捨てて岩山へプシュケーを連れていき、頂上に置き去りにしました。「自分は望まれず捨てられたんだ、もう死ぬんだ」と思っている時、ふわっと風が髪をなでて、メロディを奏でるように声がささやきます。

 「私と一緒に来て。私の愛する人、あなたを私の家に連れて行く。私の姿は見えないけれどあなたをずっと幸せにする。」

 毎日豊かな生活、愛されるプシュケー。そんな中、姉妹たちが訪ねてきます。姉妹たちに「どんな人なの?」と尋ねられても「おしえられない」とおどけるプシュケー。「じゃあきっと醜い怪物なんじゃないの?」と姉妹に笑われてしまいました。

 姉妹の「醜い怪物」って言葉が頭から離れない。プシュケーは夜な夜な寝息だけが聞こえる夫にろうそくの火を近づけ、姿を確認します。そこにいたのはなんという美青年!!うれしくなったプシュケーは少しだけロウソクをエロースに垂らしてしまいました。

 目が覚めたエロースは自分が信頼されていないことに失望して、彼女のもとを去ってしまいました。プシュケーは自分が嫌われていることも知らず、無邪気にも愛の女神であるアフロディーテに相談します。

 アフロディーテは3つの無理難題(死ぬかもしれない)を出したけれど、難関を乗り越えたプシュケー、それを見てアフロディーテは悔しくてたまらない、怒ってプシュケーを自分の奴隷にしてしまおうとする。

 それを見たほかの神々がエロースに伝え、妻のけなげな自分への愛を知って許し、幸せになりました。

※ローマ神話とギリシャ神話で名前の対応が違います。また、エロースは夜だけにやってくる設定のようです。昔は夜は真っ暗でしたから、夜だけ来たんじゃ目に見えないわけですね。

ブックレットにはこう書いてあります。

完全な自己を経験するために、困難な変革と成長の時期を乗り越えなければならないことがあります。
自分の気持ちを信じてください。
人生には通過しなければならない段階があるけれど、必ずしもすべて簡単に乗り越えられるわけでありません。
これまでに経験したことではなく、これから経験したい未来に目を向けましょう。
自己信頼とパートナーへの信頼は、良好な関係を築くために必要なことです。

Divine Animals Oracle 付属のブックレット

 蝶は、あらゆる国々の神話に登場し、一般的に私たちの心の最も深い部分の変化と変容の意識を反映していると言われます。ケルト文化、ネイティブアメリカン、マヤ文明には、神と蝶との物語があります。プシュケという言葉は、古代ギリシャ語で「魂と蝶」を意味します。

 さて、実際の蝶は最終的に成虫になるまでに様々な段階があり、それが変身の象徴である所以です。卵から成長した幼虫は、よく毛虫と呼ばれますが、幼虫はさなぎの中でまゆを作り、物理的な構造を作ったり壊したりしながら、大きな変態を遂げます。

新しい蝶は準備が整うと繭から抜け出し、羽を乾かして飛び立ちます。私たちが目にすることのできる、小さくも深い奇跡です。

この動物は今-

 種類によって幅広く状況が異なります。

テレサから一言♪

 蝶の一般的な象徴と、このカードの象意はリンクするんですが、いまいち神話がぴったり来ないというめずらしい回でした。自己信頼の話なんかはちょっと無理やり感あるよね。しかし、このカードをリーディングする時にはこれらの意図も理解しておく必要はあります。さて、人物像として見るなら蝶、蝶…どうですか。最近急にきれいになった人とか?ダイエットに大成功して見違えたみたいな。あるいは常に自己改革をしていくタイプの人とか、情報に育てられ垢ぬけた人とか。見た目でいうならサイケデリックな色合いが似合うキラキラした華やかなタイプ?!とくにほら、パーティーなんかですごく目を引くタイプの。
 オラクルカードのメッセージとしては、やっぱり「成長のための変容」でしょう。苦難の道でも自分を生まれ変わらせるために、ネガティブな経験もすべてを糧にして受け入れ、生き方や価値観をドラスティックに変えていくこと。また神話からはパートナーや自分自身を信頼し疑わないこと。どんな苦難でも乗り越え信頼を勝ち取ること。

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この記事を書いた人

主婦でありながら裏の顔はプロの占い師(鑑定士名はテレサではありません)。このブログではこれまでの自分の学びをメモ帳としてアウトプットしたり、趣味を追求していろいろ載せていく場所にしようと思います。
それ以外には日々のお買い物やペットのことは自己紹介もかねておまけ程度に書いていきますね。このブログがみんなの役に立つといいな。

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