こんにちは、テレサです。
今回はカードナンバー36、サメ(鮫)です。
日本語版がまだ発行されていないDivine Animals Oracleですが、自分で翻訳したものをまとめて記述、引き続きです。1枚につき1記事にしています。今後もタイトルでわかるようにしていますのでチェックしてくださいね。
参考画像は小さめにしているので、あなたもお手元にカードをご用意ください。
じゃあさっそく、いくよー!
№36. Shark ~サメ~
【目的、集中、がテーマ】
ポリネシアの人々の間では、サメは恐れの対象ではなく保護神(アウマクア)とみなされていました。
ケアリイ・カウオ・カウはカモホアリイと火の女神ペレの従兄弟で、パワフルなサメの神様です。海岸近くを泳ぐ孤独な彼は、そこに住む人間と仲良くなり、人々が泳いだり釣りをしたり、いろんな色に染まる夕陽を眺めたりしていました。
ある日ケアリイ・カウオ・カウはとても美しい人間の娘と恋仲になり、彼女はグリーンの魔法のサメを産みました。
息子はいつもケアリイ・カウオ・カウと一緒に海にいて、母と仲間が漁に出るときには助け、また旅をするときには身を守っていたといいます。
ハワイでは、動物は家族のアウマクアになります。家族が死んだらアウマクアに輪廻転生するのです。サメがアウマクアになる家族もいて、祖先がサメの姿でアウマクアとなっていることを知ってるため、サメを恐れることはありません。
ブックレットにはこう書いてあります。
あなたは生まれながらにして完璧な姿をしています。
Divine Animals Oracle 付属のブックレット
集中力を保つには大いなる力が作用しています。
先延ばしにすることも恐怖のひとつなので、前に進み続けましょう。
あなたは困難な仕事の中にあっても守られています。
海の中で捕食者として泳ぐ、真っ先に標的に向かう、鋭角的なサメの身体の合理的な形や、感覚器官のすばらしさなどがこのカードの象意に影響しています。
実際にサメは非常に特殊な魚で、海では食物連鎖の頂点に君臨します。歯は、顎の中ではなく、顎の周りの肉の中に埋め込まれており、必要に応じて常に生え変わっています。
またサメの嗅覚は驚異的で、100万分の1の海水に含まれる1つの血液を嗅ぎ分けることができます。聴覚も鋭く、何キロも離れたところから聞こえてくる音を感知することもできるそうです。
小さな振動や、水中で動きの鈍い獲物も見逃さず、電気信号を拾うことで、まるでカーナビのように獲物を捕らえるそうです。
ブックレットにある完璧な姿という言葉や、大いなる力というのは生まれつき神から与えられた優れた身体、感覚器官からくるのですね。
この動物は今-
準絶滅危惧種から絶滅危惧種まであります。フカヒレの乱獲や混獲されてしまうサメは大きな問題になっています。サメの種類によっては、その数を推測するのに十分な情報がないものもあります。
このカード、女性がガッツリとサメに噛まれて沈められてるように見えて強烈に怖かったんですが、違いました!!胸のところに貝殻のブラが見えます。身体が人魚のようになっている女性なんですね。あー、びっくりした。そりゃそうだよなあ。
さて、まっすぐに獲物に向かうところから「目的」「集中」といったキーワードが生まれるサメのカード。またハワイの神話ではアウマクア(保護神)として扱われているところから、「守られている」という言葉が出ています。サメが守ってくれているのなら、何も怖いものがなくなりそうです!さて人物像としては、目的達成のために非常に合理的に動くことができる人、あらゆる分野から一つを攻略することができる人、ブレずに一心に全速力で向かう人、口が大きい、目が小さい、すごく泳ぎが上手い、など。
オラクルメッセージとしては、やはり自分自身を一心不乱に目的に向かわせることの重要性、集中力が大切な時期、また神話から、守られていると信じて良い、先祖が動物に生まれ変わってあなたを保護してくれているかも…、など。