№5. Wolverine ~クズリ~【Divine Animals Oracle】カード解説(ディバイン アニマル オラクル シリーズ5)

こんにちは、テレサです。

今回はカードナンバー5、クズリ。

 日本語版がまだ発行されていないDivine Animals Oracleですが、自分で翻訳したものをまとめて記述、引き続きです。1枚につき1記事にしています。今後もタイトルでわかるようにしていますのでチェックしてくださいね。

 参考画像は小さめにしているので、あなたもお手元にカードをご用意ください。

 

 じゃあさっそく、いくよー!

№5. Wolverine ~クズリ

【真の激しさ、荒々しさがテーマ】

 普段は激しさを抑え、寡黙。でもやるときはやる。決意とともに大切な時に激しさを発揮する。ファンタジーの世界でおなじみ、北欧神話のヴィダールのお話が紹介されています。

 ヴィダールは沈黙の神。秘密を守る誓いをしています。その仲間が秘密を守る荒々しい動物クズリでした。ヴィダールは強くなれる魔法の靴を持っていて、その靴さえあればどこにでも行けました。

 ある日、彼の父である神、オーディンが世界最後の日となるラグナロクの日に、巨大な狼の姿をした怪物のフェンリルに倒されてしまいます。

 この日にこそ、沈黙の神ヴィダールは荒々しさを発揮しました。父であるオーディンの仇を取るため決意し復讐に燃えたのです。

 魔法の靴をフェンリルの口の中に入れて開き、何度も剣を刺して絶命させます。それはそれは、激しい姿です。

※実際の神話では、魔法の靴は鋼鉄の靴で、口の中に靴を入れるのは一致していますが、もう片方の手で口をひき裂いたという説が一般的なようです。この記事ではブックレットの解説を優先してまとめています。

ブックレットにはこう書いてあります。

 怒りは健全に発揮されるべきものです。内にこもって、目の前に立ちはだかっているものから逃げてはいけません、しかし、自分の行動を選ぶ時は慎重に。怒りと荒々しさは違います。今は忠誠心を大切にしましょう。

…Divine Animals Oracle 付属のブックレットより

感情にまかせて怒りを対象にぶつけるのではなく必要だと感じた時に、正しく激しさを発揮する。その場に居合わせた人も、必要性を感じて納得する「激しさ」なのではないでしょうか。

 ヴィダールの仲間として紹介されたクズリの天敵は実際に狼ですが、狼よりサイズは小さく、襲われた時には鋭い歯と長い爪で身を守ります。いつも身を隠しているため専門家も正確な生存数がわからないのだとか。

この動物は今-

 生息地が破壊されたり、侵食されたりしていることや、地球温暖化の影響で絶滅の危機に瀕している可能性があります

 いつも温厚で感情をコントロールできる人ほど怒ったら怖い場合がありますね。寡黙で周囲に影響を与えず、なんとなく存在感がないタイプ。そして神話に登場したヴィダールも、他の派手な神々と違い、なんと武器は比較的地味な「靴」で、どちらかというとその存在感は薄かった、ですがオーディンのために巨大な敵を倒すことができた。そこに象徴されるように、強い決意をして本気で向き合えば普段は引っ込み思案な人でもパワーを発揮できるということですね。人物像では、つぶらな瞳、童顔で怒ったらコワい。引きこもりがちで内気、大勢の中でも目立たないようにしているシャイな人。カードの象意からすれば、キレる時は忠誠心から。だから友達思い、家族思いな人でしょう。オラクルのメッセージとしては「いざという時はキレていい。だけど怒りに任せていいというわけではない。『誰か大切な人のために』を第一にして」…という感じでしょうかね。