こんにちは、テレサです。
今回はカードナンバー4、フクロウ。
日本語版がまだ発行されていないDivine Animals Oracleですが、自分で翻訳したものをまとめて記述、引き続きです。1枚につき1記事にしています。今後もタイトルでわかるようにしていますのでチェックしてくださいね。
参考画像は小さめにしているので、あなたもお手元にカードをご用意ください。
じゃあさっそく、いくよー!
№4. Owl ~フクロウ~
【学習、知性、知恵がテーマ】
鳥の目で全体を見る空の番人、フクロウ。フクロウはゼウスから生まれた知恵の象徴であるアテーナ化身です。紹介されている神話はギリシャ神話。
アテーナは美しく強く、機織りや学問的素養、知性、哲学、果てはオリーブオイルの生産など、知恵という知恵はすべて網羅しているのでは?と思えるほどのオールマイティな女神。
初期のアテーナは夜の女神だったのですね。夜行性のフクロウを化身としたのも、うなづけます。
若いころから多元的な視点を持って、完璧な真実を追求したいと考えていたアテーナは非常に視力が良いというフクロウを常に連れて、自分の視力を補っていました。
フクロウの視力は夜の暗闇も見通し隠れたものも見逃さなかったのです。
ブックレットにはこう書いてあります。
目を見開いて、そこにあるものを注視しなさい。
Divine Animals Oracle 付属のブックレット
全体の一部しか見ることができていないかもしれません。
ですから、ことの正体である全体を追及しなさい。
学習と知性を養いましょう。交渉は攻撃よりも優れています。
ごく一部だけを見て判断するのではなく、真実を映し出す「全体」を俯瞰(ふかん)してとらえなさい。それがこのカードのメッセージのポイントです。
すべての真実を知ること、そこから「知恵」につながります。ぼんやりしていると考えが及ばないことにも視野を広げ、すべてを把握しようとするんですね。
この動物は今-
コキンメフクロウ以外の多くの種類が絶滅の危機に瀕しています。
「知恵」や「賢者」の象徴、フクロウ。インディアンの世界では昼の守護者である鷲に対して夜の守護者と呼ばれます。カードの浄化にもポピュラーに使われる「スマッジングファン」を作る時はフクロウの羽を混ぜると良いともいわれます。人物について訊いた場合は、身体はなで肩気味で小柄だけどずんぐり見える、瞳がくりくりと大きく眉毛が特徴的、眼鏡をかけているかも。博識で客観性に優れ知性の面でみんなに頼られるタイプ。おっとりしてると思いきや、必要とあればフットワークは軽いし狙った獲物は音を立てずに忍び寄って、しっかりと手に入れる。
オラクルメッセージとしては、勉強して知性的になるべきだとか、よく調べて状況を全体把握する必要がある、他の人にはわからないところまで理解できるように、など。