№12. Fruit bat ~オオコウモリ ~【Divine Animals Oracle】カード解説(ディバイン アニマル オラクル シリーズ12)

こんにちは、テレサです。

今回はカードナンバー12、オオコウモリ。

 日本語版がまだ発行されていないDivine Animals Oracleですが、自分で翻訳したものをまとめて記述、引き続きです。1枚につき1記事にしています。今後もタイトルでわかるようにしていますのでチェックしてくださいね。

 参考画像は小さめにしているので、あなたもお手元にカードをご用意ください。

 

 じゃあさっそく、いくよー!

№12. Fruit bat ~オオコウモリ ~

【優しさ、親切、がテーマ】

 サモア国からトンガに嫁いだ王女、レウトギの伝説が紹介されています。常夏の島、ポリネシア諸国の物語。

 その昔、トンガとサモアは友好な関係ではありませんでした。政略結婚でまるでプレゼントみたいに贈られたレウトギ王女。敵国同然でしたから、大切にしてもらえず辛く当たられてしまいます。

 そんな日々の中で、森の中で傷ついたコウモリの赤ちゃんを発見します。優しいレウトギ王女の愛とお世話でコウモリは元気を取り戻し、彼女は森へコウモリを還しましたが、その行動がバレるや、優しさを馬鹿にして愚か者扱い。

 やがて王の問題を追及するに乗じてレウトギを火あぶりにして処刑しようとしましたが、そんなときに空を真っ黒に染めてやってきたのがコウモリたち。火をオシッコで消して、彼女を助けます。

 しかし、今度レウトギに待っていたのは不毛の地への流刑!それでもなんとまたもやコウモリたちが果物や種などの食べ物を持ってきて、彼女を助けたのです。

 ブックレットにはこう書いてあります。

優しさを選択するのは必ずしも簡単な方法ではないかもしれません。しかし恩は必ず報われます。決断を下す際には、他人のことを考えましょう。恩返しをしましょう。善意の種を広げましょう、そうすればあなたは開運します。

…Divine Animals Oracle 付属のブックレットより

 レウトギ王女が流された不毛の島は、生き物が育つ豊かな島になりました。やがてレウトギは肥沃と豊穣の女神として、コウモリの守護神になったそうです。

愚か者扱いされても、親切にしてコウモリを助けた。コウモリはまたその恩を返し、レウトギの命を救いました。親切は循環しているのです。

 さてフルーツバットと呼ばれる実際のコウモリは、その生息場所全体で受粉と種子散布に重要な役割を果たしています。命の循環の役に立っているのですね。音波を使わず、鋭い視力と聴覚を持っていて、非常に知的な生き物なのだそうです。

この動物は今-

 絶滅に瀕してはいないが、生息地の喪失で減少しています。

可愛い恩替しのお話、コウモリが優しさの象徴だなんて、このポリネシアの伝説を知らないと日本人の私にはなかなか想像が難しいですね。優しさに報いる気持ち。みんなで団結してレウトギを助けに来ていましたね。ブックレットには特に言及がありませんが、この伝説が引用されている以上、そういう「団結」「仲間」あるいは「家族」的な部分もリーディングで意識すると良いかもしれません。人物像としては、フットワークが軽い忠誠心がある義理堅い、視覚に頼るから目が大きく、コウモリとしては耳は小さい。骨ばっていて、コウモリのイメージで考えるよりもかなり大きいみたいですので、大柄な人を表すかもしれません。カードに書いてある「フライングフォックス」も別名のとおり、キツネによく似た顔をしています。オラクルメッセージとしては、やはり「親切の循環が開運のカギ」伝説ではレウトギの親切がコウモリの恩返しを呼び、わらしべ長者的に不毛の島を肥沃な土地にしてしまったのですから、今日からあなたも、人に優しく、親切に!って感じでしょうかね。