
こんにちは、テレサです。
今回はカードナンバー3、アカギツネ。
日本語版がまだ発行されていないDivine Animals Oracleですが、自分で翻訳したものをまとめて記述、引き続きです。1枚につき1記事にしています。今後もタイトルでわかるようにしていますのでチェックしてくださいね。
参考画像は小さめにしているので、あなたもお手元にカードをご用意ください。
じゃあさっそく、いくよー!
№3. Red Fox ~アカギツネ ~

【忍耐強く戦略を練る、がテーマ】
勢いに乗って一心不乱で突き進むというというよりは、心がはやっても落ち着いて論理的に先を見通し、戦略を練る。紹介されている神話はなんと、日本神話です!
ブックレットでは日本の自然神たち、つまり多神教に触れて、キツネは稲荷であり精霊、そして神の化身。善と悪の両方を体現することができると説明しています。
人々に教訓を与えるためにキツネは人を化かします。その際には人間の女性になったり男性になったり…完全に化かすためには戦略を立てる必要があります。人に化けたところで、身体はキツネ同様、人間よりはまったく弱いわけですから、戦ったら負けるわけで、絶対にバレないようにしないと。
ブックレットにはこう書いてあります。
欲しいものを手に入れるために、戦略を練りなさい。
Divine Animals Oracle 付属のブックレット
今は転換期だから、本当の自分を隠さないで。
自然から離れずに、その一部になりなさい。
チャンスは必ず訪れますので、忍耐強くありましょう。
なにしろ、女性に化けたキツネは鏡の前を通ると鏡にしっぽを取られてしまうとか、犬は姿を見てキツネの呪文を破ることができてしまうので、変身した狐は犬の近くに行ってはいけないとか!?
大変だ。…そりゃ戦略練らなきゃいけないですね。同時に野生の一部になることが求められています。ワイルドかつ賢く長期戦をねばる、みたいな感じでしょうか。

この動物は今-
種類によって絶滅の度合いはまちまちのようですが、アカギツネはまだそんなに心配は無いようです。
キツネというと賢さの象徴、というのは何となく万国共通のようですね。見た目として読むなら小柄ですばしこい。日本のキツネのイメージでいうなら、つり目なんかも当てはまるのかな。手慣れた様子で人付き合いもうまい、言葉も流暢で人たらし、だけど瞳の奥にちょっと一筋縄で理解できないような賢さがある人かな。
オラクルのメッセージとして受け取るなら、国家間を行き来するスパイのように、バレたら終わりのサバイバルな時期が続く。長期の忍耐力が求められるので、それにちゃんと落ち着いて対応しましょうということですね。野生のカンももちろん必要で、自分の鼻を利かせることも大切。なんとなく戦争の時の戦略会議みたいなイメージ。迷彩服を着て、あなぐらで地図を広げるような。注意深く自分の周囲を見て、後ろにも気をつけて、何かを得たいならその戦略をしっかり立てる…って感じでしょうかね。
